何故?ディスカスは高水温で飼育するのか!
ディスカスの自然界で生息環境を簡単に説明します。
自然界でのディスカスは、群れを組み集団で生活して、
水の流れが殆ど無く、流木等の入り組んだ場所で生息しています。
生息している水質は、大量の枯葉、流木等の腐蝕酸を含んだブラックウオーターで硬度、PHは低いです。(生息地域で幅ががありますがPH4〜5.5位)
ちなみに、ディスカス捕獲時に、アピストも捕獲される事から、生息環境は似ています。
主に、淡水えびを主食にしている、海老イーターです。
自然下では、20〜24度くらいの水温です。
日本での現在のディスカス飼育の主流は、ベアタンク(水槽に底床を敷かずに、残り餌や糞など飼育水を傷める原因になる、物質を吸出し、掃除しやすくします、)飼育で、高温(ワイルドで27〜29度、幼魚で30〜32度)飼育で、餌は高蛋白質の物(ディスカスハンバーグ等で材料のベースは牛の心臓に、各種ビタミン等を配合)を与え、飼育水は亜硝酸ゼロを目指し、PHは6〜7前後、飼育目的なら軟水であればまず大丈夫ですが、繁殖水槽では総硬度、0〜1を目指し、出来れば新しい水を、水質調整していつでも換水できるなら、スポンジフィルターでも可能ですが、新しい水質調整された水を用意しずらいのなら、濾過もそれ相応の物を使い管理します。
ここまでお気づきでしょうが、自然界では、水温30度前後になるのはまれですし、ましてや牛の心臓などは食べていませんし、意外と丈夫な魚です(PH5〜8近くでも飼育は出来ます)
では、何故?上記のような飼育法が主流なのでしょうか?
それは、1にも2にも、美しく綺麗に状態良く育てるのが目的だからです。
幼魚の時から高水温で育てることで、食欲増進、新陳代謝の活性化等で高蛋白質高栄養の餌を与えることで、肉厚で体高のある、見ごたえのあるボディーに育てやすく、しかも新陳代謝が活性されることで成長も早く、ブリーディングサイクルも早くなります。
ディスカスは一般に飼育は難しいと言われていますが、基本さえおさえて飼育すればそんなに難しくは有りません。下手にディスカス以外の魚の飼育知識のある中級者より、飼育初心者の方のほうがすんなり育成できるかもしれません。
ベアタンクでディスカス育成は乱暴な言い方かもしれませんが、金魚の育成と同じように感じます。(金魚は水草を食べたり、悪戯したりするので、水草による硝酸塩の減少は期待できないので、必然的に濾過&水換えが重要)
初心者でも、水道水のPHが7前後なら、幼魚の時に毎日水換え、高栄養の餌、食べ残しや糞の掃除を数ヶ月頑張れば、体高、肉厚のあるかっこいい!ディスカスに仕上げることが出来ると思います。
成魚になれば、こっちのもの!水換え頻度を落とせますし、幼魚の時にしっかり育てているので体型も良く綺麗なディスカスが貴方の心をなごませてくれます。(注!品種によっては水質に五月蝿い種類もいます)