年魚と非年魚の違い

年魚と非年魚の最大の違いは卵の孵化方法です。
年魚は、休眠期間があり、保管温度、種類によって日数の差は有りますが(約30〜120日)、飼育下では卵は少し湿ったピートモスの中で休眠させ、卵に金環が確認できたら、飼育水に卵をピートモスごと、タッパーなどに入れ、きちんと蓋をして強めに振り、雨期を表現し卵の孵化を待ちます。卵の休眠処理は初めての時は戸惑いますが、なれるととても孵化が楽しい卵目です。卵はカラが上部で比較的弾力があります。
非年魚は、孵化までに2週間前後かかりますが、卵は飼育水に入れたままで、孵化を待ちます(こだわりのある方は、年魚の卵と同じく飼育水から採卵しています。保管方法は各自色々あります)。その時親とはわけて孵化を待つのが、一般的で、親に稚魚が食べられることもなく、安心です。こちらは、年魚と違い卵目の繁殖が初めてでも比較的容易な種が多いです。年魚の卵に比べカラが柔らかいです。


飼育水の違い

同じ年魚でもノソブランキウス属は中性から弱アルカリ性の新しい飼育水を好み、旧シノレビアス属は弱酸性から中性のこなれた亜硝酸など含まない綺麗な飼育水を好みます。
非年魚は、アフィオセミオン属(数種は年魚もいます)、E・アニューレタスは弱酸性のこなれた亜硝酸など含まない綺麗な飼育水を好みます。アフォイセミオン属は、ブラックウオーター(ピート水)を好みます。

飼育温度

ノソブランキウス属は飼育温度は24℃〜30℃(繁殖中心なら28〜30℃飼育(ライフサイクルは短くなります)で、鑑賞&繁殖なら25℃前後)で、シノレビアス属は15℃〜24℃(22℃前後が一番調子良い様に思います。)です。
アフオイセミオン属は、15〜26℃前後(23℃前後が調子良い様です。)です。

稚魚時はどの種類もブラインを湧かして与えるのが良いです(面倒と感じる方も多いと思いますが、稚魚、幼魚の時に大事に高栄養で育てていると、子供が取りやすい親を育てれます。)。年魚は、何故か人工餌を食べてくれません。幼魚時から冷凍赤虫、ミジンコなどで育てます。
非年魚は、比較的人工餌にも餌付きますので、人工乾燥餌や、冷凍赤虫、ミジンコなどバリエーションを付けれます。

●次へ●

●卵生メダカ育成術TOP●